話す時、”小さな寄り添い”を一つ加えることで、随分と言葉を読み取りやすくなります。
努力しても、聞こえはよくなりませんが、双方の協力があれば、読み取りはしやすくなります。
話す時に、この小さな寄り添いを加えることを
プラス1コミュニケーションと名付け、
このプラス1コミュニケーションを全国へ拡げていき、日常に定着させていこう!というプロジェクトです。
これが日常的にできるようになれば、難聴者も、耳の遠い高齢者も、聞こえる人も、誰もが会話がしやすくなります。
ぜひ、一緒に、このプラス1コミュニケーションを拡げて定着させ、聞こえの共生社会をつくりましょう!
87.3%
これは、2016年に全日本ろうあ連盟が調査した結果ですが、差別経験ありと答えた人の割合です。
直接的ないじめなどの他、配慮をお願いしたが断られたという配慮不足や不快な対応などが多くを占めています。
40%
2010年の第一生命の調査で、「補聴器をつけていても、会話を聞き取れるとは限らない」ことを「知らなかった」と答えた割合です。
しかも、回答者の75%は、周りに難聴の人がいた方たちでした。
5人に2人
日本全体では、10人に1人が難聴と言われており、75歳以上では、何と5人に2人が難聴です。
社会で見落とされがちな難聴ですが、実は、誰もがなり得るものでもあるのです。
難聴の子たちは、「聞こえていない」のに、「聞いていない」と誤解されてしまうこともあり、そうなると、「問題のある子」と見られ、先生や友達から悪く思われてしまうこともあります。
また、授業の話で聞こえていない部分も出るので、なかなか勉強がはかどらなくなります。
これは、本人は聞こえてないことに気づけないことが大半です。
知らず知らずのうちに、聞こえないことで学力が伸びなくなってしまうのです。
高齢の方は、聞き返しが多くなったり、言われたことが聞こえてなく、話が通じないことが多くなると、家族から敬遠されることもあります。
補聴器屋さんのカウンターで涙する方も少なくありません。
最も頼りたい家族や友達、先生から誤解されてしまうのは、本当に悲しいことです。
そして、これは誰もがなり得ることでもあります。
実は、難聴者と聞こえる人とのコミュニケーションは、
双方の協力とちょっとした工夫がさえあれば、多くの場合うまくできます!
しかし、工夫のバリエーションが少ないと、段々と「面倒」になってきて、協力ができなくなってしまうことが非常に多いのです。
この工夫のバリエーションを増やし、
手軽に、
とっかりやすく、
継続しやすいものに整理したものが、
プラス1コミュニケーションです。
日本全体で、難聴者は、10人に1人いるというデータがあります。
プラス1が広まり定着すれば、およそ1,200万人の人たちと、関わる人たちがお互いに過ごしやすくなります。
聞こえの面で、誰もが過ごしやすく、優しい社会になるはずです。
このプロジェクトで実際にやることは、以下の3つです。
①プラス1コミュニケーションを広める
(リアルでの発信、SNSでの発信などで全国へ広げる!)
②プラス1コミュニケーションの講座を実施する
(プラス1コミュニケーションやプラス1の内容を含む難聴理解の講座を実施する)
③プラス1コミュニケーションをアップデートしていく
(実際に使ってみての情報を集約し、勉強会をして、より良いやり方にしていく)
以上の3つをやっていくことで、全国へ広げ、日常で定着させます。
そうすれば、聞こえに関して、誰もが随分と過ごしやすくなるはずです。
そして、聞こえない人たちの選択肢も増えていくし、あたたかい家族関係を継続できる人も増えていくはずです。
このような、聞こえの共生社会を目指します!
あなたにしてほしいことは、以下の4つです!
①プラス1コミュニケーションを使う
(実際にプラス1を使ってください!)
②プラス1コミュニケーションを誰かに伝える
(家族、友達、同僚、学校、知り合い、SNSでの発信 など。
SNSでは、よろしければ、#プラス1プロジェクト で発信をお願いします!)
③プラス1コミュニケーションの講座を依頼する
(言葉のかけはしにご依頼ください!詳細は下記をご覧ください)
④プラス1クルーとなって、一緒に拡げましょう!
(この活動に共感頂きましたら、ぜひ一緒にプラス1コミュニケーションをもっとブラッシュアップし、拡げましょう!)
プラス1コミュニケーションや、この内容を含む難聴理解の講座を随時実施しています。
主な内容は下記のとおりですが、状況に応じて、自由にカスタマイズできます。
学校や園での生徒・園児向け講座は交通費実費のみで行います。
その他は、各組織での既定の講師料をいただきます。
(企業向けは別途設定があります。既定の講師料がない場合はお打合せの上決めさせていただきます)
オンライン講座もできます。
詳しくは、お問合せよりご連絡ください。
小学校や中学・高校、幼保園向けの難聴理解の講座を実施しています。
この中にプラス1コミュニケーションの要素が入っています。
公民館での人権講座でも行っていまして、子ども向けから大人向け、先生向けまで対応できます。
プラス1コミュニケーションを日常で使えるようになるためのきっかけの講座です。
ご要望に応じてカスタマイズできます。
誰もが会話しやすい聞こえの共生社会をテーマに、プラス1コミュニケーションを盛り込んだ講演を行います。
講演テーマにつきましては、ご要望に応じてカスタマイズできます。
一緒にプラス1コミュニケーションを使い、拡げるメンバーを大募集します!
・ノルマはありません!
・無料です!
このような活動は、1人でやると、多くの場合しばらくして終わってしまいがちです。
しかし、仲間と一緒にやることで、継続できるし、よりよいものにブラッシュアップできます!
この活動に共感していただきましたら、ぜひプラス1クルーになって、一緒に聞こえの共生社会をつくりましょう!
プラス1クルーになるには、お名前とメールアドレスを登録するだけです。
クルーになりましたら、プラス1コミュニケーションに関する実践状況や講座情報、勉強会の案内などを不定期でメール配信します。
ぜひ、下記「プラス1クルーになる!」ボタンをクリックして一緒にプラス1を拡げましょう!
プラス1プロジェクトを、ぜひSNSなどで拡げてください!
団 体 名 : 一般社団法人言葉のかけはし
設 立 : 2021年10月
代 表 理 事 : 岩尾 至和
理事(広報) : 河原 美幸
所 在 地 : 福岡県福岡市
【難聴の子を持つ家族会そらいろの活動】
そらいろは、2017年に発足し、代表理事の岩尾が会長を務め、理事の河原が広報を担当している任意団体です。
2017年
発足。2ヶ月に1回の定例会を実施、継続中。
2019年
・福岡市で初となる民間の児童発達支援施設(スケッチブック)立上げに寄与。
・福岡市療育センターありんこ園と協働し、親子で読める難聴理解冊子「難聴の8つのおはなし」作成。
A4サイズに印刷し、8ページのミニ冊子になるものです。
2020年
・福岡市の加配制度(特別支援保育事業)における聴覚障がいの判定基準変更に働きかける。
(手帳を持っていない難聴児も対象にすることを実現。中度・軽度難聴も使えるようになった)
2021年
・福岡県乳幼児聴覚支援センターに協力。
・2020年末から難聴理解促進動画作成のためのクラウドファンディングを実施し、成功!動画完成し、HP公開開始。
・FBS福岡放送「目撃者f」で、
「なんちょうなんなん」の特集が放送。
~難聴の子どもたちへ”優しさ”を~
11/28に放送された30分番組です。
2022年
・NHK Eテレ「ろうを生きる難聴を生きる」で、「なんちょうなんなん」の特集が放送。
~アニメが伝える難聴のこと~
1/29に放送された15分番組です。
言葉のかけはし代表理事の岩尾と申します。
2014年に難聴の娘が生まれ、聴覚障がいというものを詳しく知りました。
当時、インターネット上で調べると、「理解されない」、「いじめられた」などの言葉が溢れていて、一時期、心底気が滅入りました。
それでも、人生を楽しみ、前向きに生きている難聴者さんもいるということを知り、だったら娘もきっとできるはずだと前を向くことができました。
2017年に難聴の子を持つ家族会 そらいろを立上げ、メンバーからの要望に応えて行政に働きかけたり、難聴理解の活動を進めてきましたが、仕事の傍らでやるには収まり切れなくなり、2021年に一般社団法人言葉のかけはしを立ち上げ、聞こえの共生社会を創る活動に専念することにしました。
共感いただけましたら、ぜひ、一緒にプラス1を拡げましょう!
どうぞよろしくお願いいたします。
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